活動概要

東日本大震災以降の福島において、平時の地域課題に加えての原発避難者課題が混在する状況を「福島ならではの地域課題」と位置づけ、特に避難者を取り巻く複雑な縦割り施策下での地域包摂の限界を踏まえ、2018年より「郡山実務者連携会議」を発足。翌2019年から「こおりやま福祉よりあい会議」と名称を改め、専門職の有無を問わず地域福祉に関わる団体・個人によるケース検討会議等を隔月で開催してまいりました。

同時に2019年より、福島ならではの地域課題解決のために、行政・施策の隙間や専門職の限界を埋めるべく、「福祉の基本知識を持った地域の担い手市民」創出を目的とした年間カリキュラム「市民コミュニティソーシャルワーカー(CCSW)研修会」を開講。こおりやま福祉よりあい会議と両輪の活動として、地域共生社会の実現と住民自らの力を引き出す地域力の向上を目指し、市民の目線を活かした地域課題解決手法を学ぶ場づくりを行っています。

2021年にはその両事業をさらに展開するために、任意団体「よりあいコミュニティソーシャルワークス」を設立。現在に至ります。

「市民コミュニティソーシャルワーカー研修会」は、東北学院大学地域連携センターが行う履修プログラム「CSWスキルアッププログラム」を下敷きにしており、東北学院大学地域連携センター並びに福島県社会福祉協議会、郡山市、郡山市社会福祉協議会の後援をいただき、元東北学院大学特任教授の本間照雄先生を顧問にお迎えして運営し、CSWスキルアッププログラム並びに福島・郡山からの各実務講師による講義、並びに現場での実践研修を提供しています。

「こおりやま福祉よりあい会議」は、元宮城県サポートセンター支援事務所の社会福祉士 真壁さおりさんをファシリテーター・スーパーバイザーにお迎えし、多様な地域団体および個人、中間支援組織、県・市社会福祉協議会等からのご参加をいただき、多機関協働の場づくりを行っております。

また「地域力向上のための取り組み」として、地域自治体および避難者の方々の包摂的活動サポートや、出張防災講座、災害時支援、制度の狭間支援などを多機関協働ネットワーク事業として行っております。


ロゴの由来

旧約聖書の詩編1章3節「その人は 流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れず そのなすことはすべて栄える」をイメージして、福島県を木に見立てました。

震災後の福島県が豊かな大地にしっかりと根差して枝葉を広げ、実を結ぶように、あらゆる住民の手と心が広がって地域を支えていく。そんな姿をロゴにあらわしています。